【8つの習慣】〜脳出血にならない方法〜
2017/04/03
秋から増える?脳出血にご注意を!
柏市の脳卒中(脳梗塞・脳出血)の継続したリハビリに特化した整体【北柏のぞみ整体院】の氏原です。
本日のテーマは「脳出血の予防」に関してです。
一般的には、やっぱり高血圧が知られていますね。
では、どんな時に高血圧が増して脳出血が起きるリスクが高いのかをご存知ですか?
それを把握できれば、気をつけるポイントが分かるため脳出血の予防に役立ちますよ^^
まずはこちらの動画を御覧ください
脳出血の起こりやすいのいつ?
秋から冬にかけてです。
この時期が圧倒的に多いです。
脳出血の原因は皆様が知っているように「高血圧」です。
人の体は、寒いところに行くと血管を縮めて体温の低下を防ぐ反応が出ます。この際に血圧が上昇するため、圧の上昇によって脳出血のリスクが上昇するのです。
なんで寒くなると血圧が上がるの?
冬場の高血圧が危険な理由は、寒い時季には高血圧の人に限らず血圧が上昇する、ということにあります。寒くなると血圧が上がるのは、一つに寒さへのストレスが関係しています。
ストレスは、日常さまざまな形で私たちの身体を刺激していますが、そのストレスによって分泌されるホルモンがあります。このホルモンは血管を収縮させ、高血圧を誘発します。調べによると、冬はこのホルモンの量が増え、それは寒さによるストレスが原因と考えられています。
もう一つの要因は塩分摂取量の増加です。冬は夏に比べて食欲が増す人が多いと思いますが、これは寒くなるとエネルギーを供給しようとする、身体の自然な生理現象です。そのため、塩分摂取量も増えてしまうことになるのです。
以上の理由から、もともと血圧が高い人は、冬になるとさらに血圧が上昇してしまうため、合併症を起こしやすくなります。冬の高血圧は、この合併症の恐れが高いことから、注意が必要となってくるのです。
脳出血はどのタイミングで起きるの?
日中の活動している時間帯です。
これは脳梗塞の発症しやすいタミングとは正反対になります。
脳梗塞の場合は、
発症しやすい季節が夏と冬で、血液が脱水によって流れが悪くなり、その結果脳の血管が詰まりやすくなります。夏の場合は多量の汗による脱水。冬の場合は外気の乾燥による脱水が原因になります。
発症しやすいタイミングは、睡眠中〜朝方が多いです。脳梗塞の約4割は睡眠中に起こります。ラクナ梗塞とアテローム血栓性脳梗塞は睡眠中に、心原性脳塞栓症は起床して2時間以内に起こりやすいと言われています。
また、脳出血の発症は月曜から土曜のウィークデイに多いデータがあります。つまり仕事中の発症リスクが高いということです。
勤務をしていることだけでなく、「ストレス」「忙しさ」「力仕事」などによって血圧が上昇してしまうこともリスクを高める要因になっています。
脳出血はどこで起きやすいの?
- 職場
- 風呂場または脱衣所
- 玄関先
- トイレ
などが挙げられますが、ここで一番注意が必要なのは、お風呂場と脱衣場です!!
ヒートショックって聞いたことありませんか?
冬の時期、暖房で暖かい居間などと暖房のない脱衣所や浴室との温度差が10℃以上になることはまれではありません。このような温度環境下で入浴する場合、暖かい居間から寒い脱衣所や浴室への移動、そして熱い湯船への移動という小さな動きのなかでの急激な温度変化が短時間のうちに起こり、これに伴って、血圧の急激な上昇や下降が引き起こされます。これを、「ヒートショック」といいます。
「ヒートショック」は体に大きな負担をかけるため、冬の入浴中に起こる突然死の大きな要因となります。たとえば、急激に血圧が上昇した場合は脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などで死亡する恐れがあります。逆に、急激に血圧が低下した場合は脳貧血を引き起こし浴槽でめまいを生じてけがをしたり、溺れたりする危険性があります。
冬場の入浴には十分注意が必要ですね!!
具体的に注意する方法は、
- 脱衣所に暖房器具を置くなどして、入浴前に脱衣所を暖かくしておく
- 浴槽のふたを開けたり、服を脱ぐ前に浴室の床や壁に温かいシャワーをまくなどして、浴室を暖めておく
- 湯船に入る前に、手や足といった末端の部分からかけ湯をして、徐々に体を温めていく
- いきなり肩まで湯船に沈めずに、足からゆっくりと入り、徐々に肩まで沈めていく
- 入浴時間は、ほんのり汗ばむ程度にする
- 湯船から出る際は、急に立ち上がらずにゆっくりと立ち上がり、湯船から出る
- 飲酒後の入浴は避ける
- 入浴の前後にはコップ1杯程度の水分を補給する
以上の点に注意してヒートショック・脳出血を防ぎましょう。
まとめ
- 高血圧によって脳出血のリスクは高くなる。
- 冬の発症が多い
- 日中の勤務中に多い。
- 冬の入浴には注意
何よりも、普段の生活から高血圧のケアをしておくことが最重要です。
追伸
のぞみ整体院は、柏市周辺で脳卒中(脳梗塞・脳出血)でリハビリテーション病院でのリハビリを終えてた方を対象にした、「継続したリハビリテーションのお手伝いをする」場所を提供しています。
私がリハビリテーション病院で勤務時代、
「もっと良くなりたい。なる気がするのに帰ったらもうダメね・・」
「帰った後にしっかりリハビリできるとこないの?」
退院間近の患者様がよくこんなことを口にしていました。
退院後のリハビリを提供できる場所はあります。
訪問リハビリテーション・外来リハビリテーション・デイケア・デイサービス
などなど・・
でもあくまでも「維持期のリハビリテーション」という考えです。
脳梗塞・脳出血後の発症から時間が経った身体の機能をさらに引き出すことは困難です・・
さらに、現在は医療保険での維持期のリハビリが縮小されつつあるため「外来リハビリテーション」を頼りにしていた方々も、「来月で卒業です」なんて言われて目標達成できていない段階で終了してしてしまう方も多いのではないでしょうか??
本当に脳梗塞・脳出血後の方が「もっと身体をよくしたい!!」という声に応えれる場所が極端に少ないのが今の現状です。
これをどうにかしたい。1人でも多くのクライアント様のお役に立ちたい。そんな思いで「のぞみ整体院」を営業しています。
興味ある方はこちらをクリック!