手術をしても腰痛が良くならないあなたへ

      2016/09/17

手術をしても腰痛が良くならないあなたへ

柏市の整体院「北柏のぞみ整体院」の氏原です。

今回のテーマは腰痛に対しての腰の手術をテーマに書いていきます。

  • 腰痛で医者に手術を勧められたが、手術をしたくない
  • 腰痛で手術をしたが腰痛が治らなかった
  • 腰が痛いから手術をして早く直したい

このような、悩みをお持ちの方は必見です。是非読み進めてください。

手術が必要な腰痛はどんな腰痛?

腰痛がひどい!!では、手術しましょう!!ってイメージの方がいたら間違いです。

痛みが強いだけでは手術の適応かどうかわかりません。

痛みにプラスして次のよう症状があった場合は危険なサインです

今あなたの腰痛が緊急性の高いものかどうかを判断できる問診内容なので是非チェックしてみてください!

・絶え間ない痛みが徐々に強くなっている

・全体的に身体の調子が悪い

・体重が減少した

・胸が痛い

・腰の手術をしてことがある

・尻もちをついた

・熱がつづいている

・腰が固く前屈できない状態が3ヶ月つづいている

・尿便意が曖昧で失禁がある

このような症状が出ている腰痛の場合はすぐに医療機関に受診にかかって精密検査を受けてください。

上記のような症状が出ている場合は

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 腰椎すべり症
  • 後縦靭帯骨化症

などの手術が必要な腰痛の可能性が高い(レッドフラッグサイン)ので要注意ですよ!

このような、緊急性の高い腰痛は比率としては、かなり少ないです。腰痛の全体の5パーセント以下とも言われています。

急激に、もしくは著しく下肢の筋力が低下した場合、排尿や排便の障害が出現した場合、脊椎の脱臼がある場合、感染による化膿性疾患で抗菌剤が効かない場合、などがこのケースになります。ただ単に「すごく痛い」だけでは必ずしも該当しませんので注意が必要です。

腰痛に対してどんな手術があるの?

□椎間板切除術

椎間板ヘルニアに多くさせる手術です。

ヘルニアがある位置の背中側の皮膚を5cm程度切開し、神経を避け、靭帯や椎弓などの組織を一部削ったり切り開いたりしながら、奥にあるヘルニアの塊を切除します。ヘルニアは背中側に向けて突き出ていることが殆どのため背中側から切開します。そのため「後方椎間板切除術」とも呼ばれます。

出血がほとんどなく、体への負担も軽くてすみます。手術は全身麻酔下で行われ、30分~1時間程度で終わり、約90%は腰痛が完治します。手術の1~3日後から歩くことができ、入院期間は1~2週間です。手術後2~3か月間は軟性コルセットを装着します。座り作業なら術後2~3週間、スポーツなら3ヶ月もするとできるようになります。

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□脊椎固定術

脊椎固定術は、上下の椎骨をプレートやスクリュー、ロッド、スペーサーと呼ばれる固定用の器具を用いて固定し、脊椎を安定させる手術です。併せて、自家骨移植(手術中に削った椎骨や、骨盤から採取した骨を、椎骨に移植します)を行い、最終的には器具だけではなく、自分の骨でも固定されるようにします。また、脊柱管内を通る脊髄や神経(神経根)が圧迫されて、麻痺やしびれ、痛みなどがある場合には、同時に圧迫をゆるめる手術(除圧)を行ないます。

後方固定:主に腰椎すべり症や分離症に対して行ないます。まず、背部から椎骨に達して、椎弓や椎間関節を切除します。そこから椎間板や黄色靭帯の切除などを行い、脊柱管内の圧迫をゆるめます。その後、椎体間の高さを保つために、スペーサーを挿入し、自家骨移植や椎骨の固定を行ないます。

前方固定:主に腰椎破裂骨折に対して行ないます。まず、側腹部から椎骨へ達し、椎間板や椎体を切除します。できた隙間には自家骨移植を行ない、その後、固定用の器具で固定します。

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□腰椎後方除圧術

主に脊柱管狭窄症に対しての手術です。

後方アプローチによる除圧術です。椎弓ついきゅう、靭帯じんたい、関節突起かんせつとっきの一部を取り除いて、神経の圧迫を取り除きます。広範囲に椎弓を切除する広範囲椎弓切除術と、術前の症状に応じて必要な部分だけを切除する部分椎弓切除術(これは開窓術と呼ばれます)があります。広範囲椎弓切除術は、除圧が確実に行える反面、術後に脊椎が不安定になる可能性があり、しばしば椎間固定術が併用されます。

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果たして手術で腰痛は良くなるんですか??

結論からいうと、手術によって良くなる腰痛と、良くならない腰痛があります。

どうゆことか!!腰痛の原因が何なのかに結果が左右されます。

  • 腰椎にズレが生じて、靭帯や神経を圧迫して痛みを発している
  • 腰にストレス持続的にかかる姿勢をしているため、筋肉が過剰に働き腰痛を引き起こしている

この二つは、全く違う原因です。

前者は神経・器質的なものからくる腰痛です。このタイプの腰痛は手術によって局所的な異常が改善されることが予測できます。

後者は、筋肉が姿勢の影響を二次的に受けて疲労によって痛みを引き起こしている為、手術をしても痛みは変化しません。

この違いを見極めて、手術が本当に必要なのかを検討できるのがベストなんです!!

でも腰痛の手術の実際は・・

実際は・・上記の筋肉疲労からくる腰痛の方でも、少しでもレントゲンの所見に異常が見られた段階で手術をしている方が大勢いるのです。

果たして、その人たちの腰痛は軽減するでしょうか?

答えはNOです。

腰痛の原因ではないところを手術をしても良くなりませんよね?

でも、手術前の段階で腰痛の原因が何かをしっかりと評価できているところは、ほんの一握りです。

もちろん手術を否定するわけではありません。

私が言いたいのは

「必要な人にだけ、必要な手術がなされているのか?」

これに尽きるんじゃないでしょうか?

腰痛の手術後の身体のケアの重要性

筋肉が姿勢の影響を二次的に受けて疲労によって痛みを引き起こしている腰痛に場合は、姿勢や日常生活動作から負担になる要因をあぶり出して原因を探っていきます。

さてここで質問です。

「腰椎にズレが生じて、靭帯や神経を圧迫して痛みを発している腰痛」いわゆる手術適応の腰痛は、手術をすれば終わりで良いか?

 

答えはNO!です。

 

手術によって症状が治まり一見良かったように思いますが、

大切なのは

「なんで手術が必要な変形や圧迫・滑りなどが腰椎に生じてしまったのか」

これが最重要です。

腰椎に器質的な異常が出るということは、何らかの要因が持続的に長い時間をかけて腰椎にストレスが加わっていた可能性が高いのです。

この要因が何かを明確にしなければ、また手術をして固定や除圧した部位にストレスがかかってしまうのです。そうなると、最悪は再発ということが考えられます。

実際リハビリの現場では・・

私は、以前リハビリ専門病院で勤務していましたが、腰部脊柱管狭窄症や腰椎すべり症の腰痛の方を見ることがありました。

そのリハビリの中では、

  • 脊柱管狭窄症によって起きた筋力訓練
  • 腰痛部位に対してリラクザーション
  • 歩行練習

こんな感じのリハビリを受けたことが、ほとんではないでしょうか?

リハビリの現場でさえ「なんで腰部脊柱管狭窄症になったのか」まで落とし込んでケアができていないのが実際です(一部優秀なセラピストはしっかりやっていますが)。

是非あなたのお役に立ちたいです

「なんで手術が必要な状態になったのか?」ここまでケアできる治療院はほとんどありません。

巡り会えた方は結構ラッキーだと思います。

その一つの治療院として柏市にある整体「のぞみ整体院」に来てください。

のぞみ整体院では痛みを取るのは当たり前。なんで痛いが起きたのか?『なんで?』をとことん追求します!!

 

「腰部脊柱管狭窄症や腰椎すべり症の術後でもっとリハビリをしたい方」

「絶対に手術しないで腰痛を治したい方」

このような方々が多く来店されています。

 

詳細はこちら!

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柏市で腰痛治療に特化した整体院【のぞみ整体院】

是非一緒に腰痛のない生活を手に入れましょう!!

 

 

 

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