脳梗塞後遺症のしびれの正体とは

      2016/08/30

脳梗塞片麻痺のしびれや痛みにお悩みのあなたへ

柏市の脳卒中(脳梗塞・脳出血)後遺症の継続したリハビリ専門整体【のぞみ整体院】の氏原です。

  • 脳梗塞でリハビリをもっと続けたい
  • 麻痺した手足の回復を諦めたくない
  • もっと効果のあるリハビリを受けたい

そんな方々のお役に立てる場所です!

脳梗塞リハビリを受けていても、自分が何でよくなったのか全くわからないままでは回復は遅いです。自分がなぜよくなったのかを理解することでより良い結果が出せると思います。それに役立つ最新の脳の研究をもとに情報を発信していきますね!

 

脳梗塞後遺症後のリハビリを進める上で障壁となるものは「動きにくさ」以外にもありませんか?

 

それは「脳梗塞後のしびれ・痛み」です。

 

痛みや痺れのせいで積極的に動かそうという気持ちが薄れてしまうこともしばしばあります。

 

実はこの痛みの原因は脳にあったんです!!

 

ぶつけていないのに痛い!!

脳梗塞後遺症で麻痺した手足がぶつけたり、切ったりしていないのに「痛い」と感じた経験はありませんか?

実はこれは、脳梗塞によって痛む腕や足に原因がなく、「脳」が痛みを発しているのかもしれません。

では、この脳梗塞後の痛みはどのようにして作られてしまうのでしょうか?

 

脳梗塞後の痛み正体は・・

痛み自体は

「打撲や切り傷などの痛み」と「外傷がないのに痛みが生じているパターン」の2種類あります。

脳梗塞後の痛み・痺れに関して後者であることが殆どです。

 

これは脳が混乱している状態の時に起きやすいんです!!

具体的には・・脳梗塞によって麻痺した自分の手足の「見た目の情報」と実際に感じた「触る・動く感覚」が一致していない時に脳が混乱してしまいます。

どんな状態かというと、

腕を見ないで手を伸ばして「どこまで伸ばしたか?」に対して「ズレが生じてしまう」、実際に見てみると想像と違う動き形になっている。

そんな時に脳は混乱を起こし、痛みを生じてしまうのです。

 

正しく感じられていますか?

脳梗塞後遺症によって感覚障害が起こり、「見た目の動き」と「感じる動きのズレ」が生じて痛みが出てしまうのです。

このような機序で実際に傷がなくても痛いを生じているのです。

 

つまり「正しく感じられていない」これが原因で脳が混乱を起こしているのです!!

痛みがあって、冷やしたり・温めたり・しても改善しない痛みはこのような原因を疑ったほうが良いかもしれません。

 

まとめ

脳梗塞後遺症の痛みや痺れは、外傷がない場合は「見た目の情報」と「実際に感じた感覚」がズレている時に生じやすということです。

この痛みや痺れへの根本治療は「脳の混乱を解除」することが鍵になります。

そのカギとなるのが「正しく感じ取れるようにする」リハビリが必須になります。

 

【のぞみ整体院】では身体へのアプローチだけでなく脳に働きかけるリハビリを取り入れています。

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