脳梗塞にリハビリはなんで有効なのか?
2016/08/30
のぞみ整体院では、回復期リハビリを終えた脳梗塞の方の新しい選択肢の一つになりたいと思っています
柏で脳梗塞後遺症のリハビリに特化した整体院【のぞみ整体院】の氏原大貴です。
- 脳梗塞によって麻痺が残り、リハビリを必要としている人
- リハビリを続けたいが期限によって続ける場所がない方
- 麻痺した手足を諦めたくない!と強い気持ちのある方
このような方々は必見ですよ!
今日のテーマは「脳梗塞による麻痺はどうやったら改善するのか?」に関してお話ししていきます。
脳梗塞の回復過程
まずはちょっと難しい話から入っていきましょう。
脳の回復過程には3つのステージがあります。
運動麻痺の回復には3つのステージがあるという理論です。
脳梗塞や脳出血などでダメージを受けた脳の運動繊維が、どのような経緯をたどって回復に向かうのかについて
Swayneの2008年に提唱された理論の「神経再組織化のステージ理論」があります。
1.神経の再組織化
急性期の回復メカニズムは残存している皮質脊髄路を刺激して、その興奮を高めることで麻痺の回復を促進します。
つまり、残った部分が失われた分の部分をカバーしているということですね。
この残った部分の頑張りは急性期から急激に弱くなり、ちょうど3ヶ月程度でなくなってしまいます。
発症直後のリハビリはいかに効果的にこのメカニズムを刺激できるかどうかにかかっているのです。
この残された部分の頑張りがある内にリハビリを効果的に行わなければいけません。
リハビリによって残存している皮質脊髄路を効果的に刺激できれば、このステージのメカニズムだけでも麻痺が回復するのです。
2.皮質間の新しいネットワークの構築
新たな神経ネットワークが作られることで回復する理論です。
通常、左右の脳は別々で独立した活動をしています。しかし、どちらかの脳が障害を負った場合、お互いに助け合う機構が生まれ、障害を負っていない脳が頑張ってフォローしようとします。結果、大脳の中で新たな神経ネットワークが作られ、失われた機能を回復させます。
このメカニズムは発症後3ヶ月〜6ヶ月頃に認めます。
1と2が麻痺の回復の主なステージになります。劇的な麻痺の回復を認めるのは発症後6ヶ月が限度とされていますが、それ以降でも麻痺の回復を認めるのがステージ3になります。
3. 神経細胞同士の伝達の効率化
神経細胞同士はシナプスを介して電気信号を伝達しています。このシナプスによる伝達が効率化することで失われた機能を回復させます。
これは主に2つ目のステージで新たに構築されたネットワークが効率化され、強化されることになります。
このステージでは大体本格的なリハビリが終了して、自宅退院している時期かもしれません。この時期も実はまだ回復の可能性が残されているのです!
脳梗塞とリハビリの過程
脳梗塞や脳出血の後遺症の麻痺の回復期間は、4~6ヶ月程とされています。特に3ヶ月目ぐらいまでは急速に回復します。しかし、その後4~6ヶ月を境に、徐々に回復のスピードは鈍くなり、半年から1年ぐらい経つとほぼ状態が固定化していきます。
リハビリテーションを集中的に行い身体機能の回復を目的とするのは、症状が固定化するまでの4~6ヶ月の間の期間です。この期間を回復期といい、回復期リハビリテーション病院などで集中的にリハビリに取り組みます。回復期リハビリテーション病院では1日3時間・最長180日の入院が可能です。
それ以降は、再獲得した機能が低下しないように維持・向上していくリハビリテーションへとシフトしていきます。この期間を維時期といい、デイサービスやデイケア、訪問リハビリに取り組みます。
この過程を終えたらもう回復しないの?
上記の説明はおそらくネットで調べたりしたらすぐ出てくる情報です。
ではこの過程を終えたらもう回復しないのでしょうか?
もう諦めるしかないのでしょうか?
・・・諦めないでください!!
こんなお悩みの方はたくさんいるはずです
- リハビリの期限が終わったけどもっと継続してリハビリをしたい
- もっとよくなる!そう思っているが回復期リハビリを終えてからは本格的なリハビリをするところがない
- 回復期リハビリではよくなったが、家にいるうちに動けなくなった
【のぞみ整体院】ではこのような方の悩みに答えます。
のぞみ整体院では麻痺した手足を改善させる!というコンセプトでアプローチはしません。
今あなたがお持ちの能力を最大限引き出すために必要な、身体のベースを整えることで麻痺した手足を最大限動かしやすい身体を作ることにフィーカスしています。
その為、筋力を鍛える!たくさん歩く!など根性論的なリハビリは一切ありません。
また、身体のベースが整った後の「身体の動かしやすさ」をその場で体感することができます!
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