脳卒中(脳梗塞・脳出血)の回復のカギはなんだ!?
2016/09/02
脳卒中後遺症の回復のカギとは?
・脳梗塞の回復に必要な要素は何か?
・回復のために普段から意識すれば良いことは?
・脳のことをもっと知りたい!
このような方は必見ですよ!あなたの回復のお役に立てはずです。
今日のテーマは
回復に欠かせない感じる力
について話していきますね。
脳梗塞のリハビリは頑張るな!コツをつかめ!
脳梗塞でのリハビリってどんなイメージがありますか?
- 麻痺した手足の筋トレを頑張る
- たくさん歩いて体力をつける
- 繰り返し動作を練習してきたえる
などなどこんなイメージの人は多いのではないでしょうか?
のぞみ整体院リハビリは全く違います。鍛えたり、繰り返し運動をしなくても、少し意識を変えるだけで動きが劇的に変わることがあるのです。それを脳科学を元にお話ししていきます。
手足の麻痺とはどんな状態?
手足が正常に動いている時は、脳にある運動野から「手を動かせー」と信号が出されます。その信号が錐体路という信号の伝達路を通って脊髄を通して手足へ伝えられています。
脳梗塞や脳出血によって麻痺が生じている時は、この信号の伝達路がやられて信号が伝達されなくなっている状態・または、運動野自体がやられて信号が出せな状態になっています。
脳梗塞や脳出血の麻痺を改善させるには、この途絶えてしまった信号の経路の復活が必要になるのです。
この脳から手足への指令を働かせる神経の経路を、もう一度復活させる為に必要な要素が2つります。この2つの要素があれば、この神経の経路の働きが取り戻されやすいと最近の研究では言われています。
では、その2つの要素とはなんでしょう?
手足がどれだけ動いたかが、わかる力
1つ目は「手足がどれだけ動いたいがわかる力」です。
リハビリを進めるにあたって、手や足を動かす課題をすることがあります。
その際に
- 手足がどう動いたのか
- どうやった上手く動いたのか
- こうやると動かないな
などなど試行錯誤しながら、「こうやったら上手くなるという」指令を脳へ送り効率的な運動を獲得していきます。
しかし、この試行錯誤していく中で「手足が動いたのか?」が感じ取れているかどうかが重要なのです。この感じ取る信号がないと、脳は今の運動は正解だったのか?ダメだったのか?が判断できなくなるのです。
そのため、ただ動かすだけでなく感じ取れているのかどうかを評価しながら脳梗塞のリハビリをすすめていく必要があるのです。
指令を作るまでの過程が重要
「腕を動かせ」
「足を動かせ」
など指令が伝導路に乗って手足へ伝えられ運動が起こります。
この指令は実は作られるまでに多くのプロセスを踏んでいるんです。
運動の指令を出す前に、指令を作る場所があります。それが「運動前野」と言われる場所です。
この場所で作られる指令の「質」が重要とされています。
この「指令の質」を高めるために必要と言われているのは実は「手足の感じる力」なのです。
まとめ
ここまでまとめると、重要な2つの要素は「手足が動いたことを感じる力」と「運動の指令の質」です。その中で、「指令の質」を決定していくのが「感じる力」なのです。
つまり、最重要ポイントはリハビリをした時に「こうやったら手が上手く動いた」「こうすると動きが上手くいかない」などただ動かすだけでなく、動きはどうだったかを感じ取ることが重要ということです。
のぞみ整体院にリハビリではこの動きを感じることを重要視します。動きを感じ取ることによって神経の働きが良くなり、結果的に動きが改善するのです。
最後まで読んでいたただきありがとうございます。
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