脳梗塞のリハビリはどれくらいの期間できますか?

   

こんにちは。脳梗塞リハビリ整体【北柏のぞみ整体院】の氏原です。本日も私のブログをご覧院ただきありがとうございます。

今回のテーは「脳梗塞リハビリとその期間」に関してです。

 

リハビリはどのくらいの期間できるの?

 

脳梗塞になって手足に麻痺が出てしまった!もっと頑張って上手に歩けるようになりたい、手を使って出来ることを増やしたい!でも、やる気は満々なのに、病院でのリハビリが終わってしまって困っているんです…。そんな方はいませんか?

 

病院でのリハビリには限度があります

病院でのリハビリには期限があり、回復期病棟というリハビリ重視型病棟の場合でも半年を超えてリハビリを行うことは出来ません。残念ながら、「病院でずっとリハビリ出来ると思っていたけど、すぐに退院になってしまった…」といった声もたくさん聞かれるのが現状です。

 

では、脳梗塞になった場合、具体的にどのくらいの期間リハビリが出来るのでしょうか。病院でのリハビリと退院後のリハビリをそれぞれ見てみましょう。

 

病院でのリハビリの場合

主に回復期病棟でのリハビリがメインとなります。回復期病棟とは、リハビリ医・理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)のサポートのもと、集中的にリハビリ訓練を行う病棟です。脳梗塞発症後60日以内の方で、積極的なリハビリが可能と判断された場合に入院適応となります。回復期病棟でのリハビリ期間は150日(重度の場合は180日)が限度とされ、1日最大3時間のリハビリを受けることが可能です。

 

この期間が過ぎてからもリハビリを続けるには、医療保険・介護保険・自費のいずれかの手段を選択することになります。

 

退院後、医療保険でリハビリを行う場合

医療保険でのリハビリとは病院の外来リハビリのことです。リハビリは単位でコストを請求し、1単位=20分とカウントするのですが、発症から150日(もしくは180日)を経過した場合は月に13単位がリハビリ限度となります。だいたい、週に1回1時間(3単位)のリハビリが受けられる程度、ということです。

 

※今後の回復が望めると主治医が判断すれば1日6単位まで行える場合もあります。

 

退院後、介護保険でリハビリを行う場合

デイケアや訪問リハビリといったサービスのことです。特に期間は決められていませんが、要支援や要介護といった介護認定が出ていることが条件になります。介護度は要支援1・2、要介護1〜5の合計7段階あり、介護の必要度によって分類されます。この等級によって限度額に差が出てくるので注意が必要です。

 

※「デイケアとデイサービスの違いは何?」と時々質問がありますが、デイサービスは通所介護のことを言い、レクリエーションや入浴などを目的とします。デイケアは通所リハビリのことです。理学療法士や作業療法士の個別リハビリを受けることができますが、人気のところも多く、必ず行けるとは限りません。また、マンツーマンのリハビリは短時間であることが多いです。

 

それともう一つ。医療保険と介護保険のサービス併用はできません。外来リハビリとデイケアを同時に利用すれば回数が稼げる!と思いきや、そうはいかないのです。

 

退院後、自費でリハビリを行う場合

医療保険や介護保険にとらわれない、自費でのサービスを行う治療院や訪問リハビリを利用するという手もあります。期限や回数に制限はありませんから、自分の希望に合わせて融通を利かせやすいでしょう。最近は脳梗塞に特化した治療院や、リハビリ有資格者が経営する治療院なども目にする機会が増えてきました。

 

病院のリハビリ期間が終わってしまったら…

退院後、外来リハビリやデイケアのみで専門職から徹底したリハビリを受けるのは難しいのが現状です。しかし、継続してリハビリを行うことで麻痺や歩き方が良くなる人はたくさんいます。医療保険や介護保険に併せて治療院も検討し、脳梗塞やリハビリに詳しい専属トレーナーを見つけてみてはいかがでしょうか。あなたの体が今よりもっと動かしやすくなるかもしれません。

 

リハビリへの意欲は十分、退院後のリハビリをもっと頑張りたい、もっと良くなりたい!そんな方は是非、当整体へいらしてください。脳梗塞の方へのリハビリ経験が豊富にあり、理学療法士の資格を持つ専門家があなたのサポーターになります。一緒に頑張りましょう!

 

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