腰痛の新常識を公開 「まっすぐ立つな!」
2019/02/25
柏市の脳卒中(脳梗塞・脳出血)後遺症のリハビリ・重症腰痛の改善に特化した整体【のぞみ整体院】の氏原です。
「まっすぐとした姿勢で立つことが腰痛や肩こりに良い」と思っていませんか?
それは間違えです。
その理由についてお話していきます。
1.腰痛や肩こりの原因となる「ヒズミ」と「ユガミ」の違い
両方とも「歪み」という感じを書きますが意味は違っています。
一般的には
【ゆがみ】
一般相対性理論におけるゆがみとは、時空上の単位距離が質量分布によって局所的に異なってくる、という概念的な凹凸のことである
【ひずみ】
連続体力学における物体の変形状態を表す尺度であり、物体の基準(初期)状態の単位長さあたりに物体内の物質点がどれだけ変位するかを示す
とウィキペディアにありましたが・・・・
いったい何のこっちゃ!ですよね。
凄い簡単な捉え方をすると
ゆがみは「見た目が対象でなく崩れているように見える状態」
ひずみは「見た目は対象だが見えないとこでストレスが蓄積している状態」
地震などの機序は「ひずみ」にあたりますね。
見た目に変化はなくプレートがギシギシと沈んでストレスをためていくイメージです。
2.「ゆがみ」ってワルモノ?
さて、この話を身体に当てはめてみましょう!
「身体がゆがんでいる」ってよく聞く言葉ですね。
整体のテクニックのカイロプラクティックなどは歪みを徒手的に取り除いていきます。
テレビなどで「ゆがみ」は結構ワルモノ扱いされています。
- 肩こりの原因は身体のゆがみだ!!
- 腰痛は身体のゆがみが原因だ!!
などなど・・・
確かに「ゆがんで」いるよりも「まっすぐ」の方が良いのかもしれません。
しかし、この一般常識をうのみにして、
「普段から胸を張ってまっすぐにしてます」
「頭を上げて姿勢をよくしています」
と意識をいてよい姿勢を保とうとしている方いませんか??
すぐにやめてください!!
試しに10分間意識したまま立ち続けてください。
ほぼ100%腰痛・肩こりなど違和感が出てきます。
腰痛やコリが「ひずみ」の正体です。
見た目は良い姿勢に見えていますが、身体の中では筋肉が収縮し続けて小さなストレスが持続的に蓄積している状態になるのです。
「ゆがみ」を治そうとして「ひずみ」を作ってしまい、腰痛を作っている人は臨床経験上かなり多いです。
3.じゃあ、身体はゆがんだままでいいの?
「ゆがみ」はゆがまないと動けないから、その形になっています。
それを強制的に伸ばしたり、バキバキ整えても身体の根本の機能を改善しなければすぐに戻ってしまします。
腰痛を抱えて受診に来られる方は、だいたい「ゆがみ」と「ひずみ」が入り混じった状態です。
のぞみ整体院ではまずは「ひずみ」を取り除きます。
ひずみを取った状態になると見た目はかなり「ゆがん」だ状態になりますが、ヒズミが解消されるため腰痛やコリの改善がこの時点でできます!
この「ゆがん」だ状態から、身体の使い方や機能改善訓練を取り入れることで「ゆがみ」を正していくことが可能になるのです。
以上のように、まっすぐが正しいというのは間違えです。
まっすぐの中にストレスが生まれていたら逆効果になりますのでご注意を!!
柏の整体【柏市のぞみ整体院】では根本から腰痛を取り除きます!!