脳梗塞後のリハビリで楽な動きを覚えるコツを大公開!!
2016/08/30
脳梗塞のリハビリは反復練習が一番と思っているあなたへ
柏市の脳卒中(脳梗塞・脳出血)後遺症のリハビリ・重症腰痛の改善に特化した整体【のぞみ整体院】の氏原です。
- 脳梗塞でリハビリをもっと続けたい
- 麻痺した手足の回復を諦めたくない
- もっと効果のあるリハビリを受けたい
そんな方々のお役に立てる場所です!
脳梗塞リハビリを受けていても、自分が何でよくなったのか全くわからないままでは回復は遅いです。自分がなぜよくなったのかを理解することでより良い結果が出せると思います。それに役立つ最新の脳の研究をもとに情報を発信していきますね!
脳梗塞後の動きをスムーズにするまでの流れは
- 意識する
- 正しく感じる
- 脳が正しい指令を作る
- 動きがスムーズなる
このような流れが必要です。
詳しくわこちらの過去記事を!
今日のテーマは、スムーズな動きができるようになった今度は「どうやってその動きを覚えるのか?」について話していきます
新しい動きを獲得するため必要なこと
脳梗塞後のリハビリの限らず、リハビリは新しい動きを覚えるということでもあります。
「覚える」簡単そうですが・・・
具体的にどうやるかわからない。
よく今までのリハビリでされてきたのは
- 覚えたい動作をひたすら反復練習
- 筋肉鍛えてカバーしよう
- とにかくいっぱい歩いて覚えよう
- 気合いが一番
こんなリハビリしてきませんでしたか?
これは大きん間違いですよ!!
あくまでも脳梗塞は脳に問題があって動きの悪さが起きています。なので、しっかり脳からアプローチして「人間はどのようにして運動を覚えるのか」を確認することが重要になります。
比べることの大切さとは
新しい動きを身につけるためには・・・
これから書くことは脳梗塞のリハビリに限らず、人間が運動をする上で「どうやって上達するのか?」についてです。これを理解できれば脳梗塞のリハビリにも生かせることが多いにあります。
動きを上達させるためには、脳からの「指令の質」が重要になります。
では脳梗塞の指令の質を高めるためには何が必要でしょうか?
最重要ポイントは「動き指令の更新」です
「動きの指令を更新する」ために必要なのは、動きの違いがわかる感覚です。 同じ課題の動きをするとします。その際に「上手くいくとき」と「上手くいかない時」の違いがわかるかどうかということです。
ダメな時は指令を書き換えて、運動を修正する。この過程(更新)が運動の上達に必要なんです。
これを可能にするためには、動作の結果のフィードバックが自分でわかること・意識すること、この2点が揃うことで効率的な上達が可能になるのです!
例えば・・
1のやり方と
2のやり方どっちがやりやすかった??
2!!じゃあ2の練習をしましょう。
この比較の感じ取りを繰り返すことで指令が更新され続けて「指令の質」が向上してくるんです。
まとめ
いままでは、こんな意識したことないよ。なんていう人がいますが「新しいことをする」時は必ず意識をします。慣れた動きに関しては意識をしなくても効率的な動きが可能になります。
脳梗塞のリハビリでも、初めての課題の時は必ず最初は「意識」を強い入れて指令を作る練習をします。それを繰り返して、動きの良し悪しを感じとりながら練習することで脳からの指令の質が向上して「無意識」での運動が可能になるんです。
今までのリハビリでは「反復訓練」はしていたけれど、動きの良し悪しを感じ取ることにフォーカスしたリハビリをしている人は少ないです。
これを意識するだけであなたのリハビリの質も向上しますよ!!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
脳梗塞の継続したリハビリがしたい方はこちら!
↓