ポケモンGOのやりすぎで肩こりしてませんか?

      2018/09/18

千葉県柏市松葉町の整体院【のぞみ整体院】の氏原大貴です。

最近ポケモンGOすごいですね・・

私がハマったら当分ブログかかなそうなのでやめておきます。笑

こんな悩みをお持ちの方はいませんか?

・スマホのしすぎで肩こりが出ている

・デスクワークが多く肩こりがある

その原因はもしかしたら筋膜かもしれません。

今回は筋膜と肩こりに関して書いていこうと思います。

筋膜ってなんだ?

最近テレビや雑誌などで話題になってきている筋膜。筋膜が流行りだしたのは本当最近のことなんです。

30年くらい前からやっと筋膜が見直されてきて、ここ数年で研究が飛躍的に進んできたのです。

一体筋膜ってなんでしょう?

体を構成している要素はなんでしょう。イメージつきますか?

たぶん骨格の土台の上に筋肉や血管がついていてその上に皮膚があり、もしかしたら神経が筋線維や骨の間に張り巡らされていることを想像した人もいるかもしれません。

この人体のある器官には「膜」が乗ってきます。

筋線維の束の表面にはびっしりと薄くて白い膜が覆っています。
筋肉がせいぜい数関節をまたいで繋がっているだけなのに対して、筋膜は隣どおしの筋肉や、近くの骨、靭帯などを連続してまたいでいます。

骨の表面にも「骨膜」という膜が覆っており、実は内臓や血管、神経など身体のあらゆる構成要素を覆っている膜状組織があります。

つまり人体は「筋膜」という全身タイツに覆われている状態なのです。

筋膜 肩こり

筋膜のイメージ

筋膜には何種類もある!?

筋膜は、皮膚の下の皮下組織にある浅筋膜と、筋肉上のを覆っている深筋膜、そして筋肉表面の筋外膜、筋肉の中の筋の束を覆う筋周膜、筋肉の中の筋繊維1本1本を包む筋内膜から構成されています。

浅筋膜は皮下組織の中にあって、その上の皮膚と脂肪、そしてその下の脂肪と深筋膜の間であらゆる方向へ動くことができます。また、毛細リンパ管も存在しているので、むくみを防ぐ役割もしています。

筋膜

筋膜の詳細

深筋膜は、筋肉の表面の筋外膜との間で滑ることもできるし、隣り合う筋肉同士に摩擦が起こらないようにその滑りを助けて運動をなめらかにする働きもあります。

これらの筋膜は全身に張り巡らされた、「第二の骨格」と呼ばれる大事な存在なのです!

筋膜は何でできているの?

コラーゲン繊維とエラスチン繊維の2つから出来ています。

コラーゲン 筋膜 肩こり

コラーゲンってよく聞きますがどんな役割をしているのでしょうか?

皮膚や筋膜や筋肉は板やコンクリートではありません。外力が加われば、その力を抵抗なく受け入れて形を変形することが必要になります。これらがコラーゲンの役割になります。外力とは誰かとぶつかったり、腕を引っ張られたというだけでなく、椅子に座った時のお尻の変形や、不良姿勢で猫背を強いられている状態や、脂肪が増えて形が変わることなども含まれます。

そんな時にコラーゲンは身体の形を整えたり、身体の動きに合わせてハンモックのように形を変えるとができるのです。また、自由自在に形を変えられるだけでなく、革のベルトのように引っ張られても力に耐えるだけの強度も持っているのです。

 

エラスチンとはコラーゲンに交じり合いながら存在しています。エラスチンはゴムチューブのように伸び縮みができ、身体に加わっていた力がなくなれば、ゴムが元の長さに伸びるように、元の形を取り戻す働きがあります。

例えば、椅子に座った時に、お尻の形はつぶれて広がります。この時エラスチンはゴムのように伸ばされて、コラーゲンはハンモックのように形を変えています。しばらくして椅子から立ち上がると、元のお尻の形に戻れます。これは、伸ばされていたエラスチン繊維がゴムのように元の長さに戻るのと同時にコラーゲンが形を復元するからです。

つまり、コラーゲンとエラスチンはお互いに協力しあってからだに加わった緊張をコントロールしているのです。

 

筋膜に問題が起きたらどうなるの?

不良姿勢や偏った動作を長く続けていると、身体の一部に不必要な負荷が加わって、姿勢が非対称になり筋膜が自由に動けなくなります。

そうなると筋膜がよじれてしまい、コラーゲンとエラスチンが一部分に集まってしまい、コラーゲンとエラスチンを包み込んでいる基質と呼ばれる水溶液が粘りが出てしまい、コラーゲンとエラスチンが自由に動けなくなります。

そのことで、筋膜上にある皮膚と、筋膜の下のある筋肉がそれぞれ動きにくくなってしまいます。

筋膜は筋肉をおおうタイツのようなものなので、一部がよじれると全身によじれが広がってしまいます。

その結果、筋膜自体が自分の力でほぐれることができなくなり、正しい姿勢の保持や正しい動作が制限されることになります。これが「肩こり」の原因の一つになるのです。

さらには、そこを通っている血管やリンパ管、神経なども影響を受け、むくみや感覚異常が出ることすらあるのです。

筋膜と肩こりのまとめ

何らかの原因(怪我・外傷)などで、動きに偏りが出たり、姿勢が崩れることで筋膜によじれが生じてしまいます。この筋膜のよじれが全体の筋膜のバランスを崩してしまい「肩こり」などの症状が出てくるのです。

つまり、肩こりを改善させるための重要な要素として

・よじれた筋膜を正す

・姿勢が崩れてしまった原因へアプローチをする

この2点が欠かせません。

この2点が揃うことで「肩こり」の根本原因が解決していきます。

肩こりは揉むだけでは絶対に良くなりません。

必ず原因があります。

この原因は1度専門家に診てもらってみつけもらうのが1番です。

あなたの通っている治療院が「肩こり」に対して揉んでいるだけなら、他をあたることをお勧めします(あなたがリラクゼーション目的なOK)。

 

肩こりの根本原因が知りたい方はこちら!

 

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