【警告】脳梗塞にマッサージは超危険!?
脳梗塞のリハビリでやってはいけない危険なこと
突然ですが以下のようなリハビリを受けていませんか?していませんか?
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固まった腕の筋肉に対して、グリグリ筋肉を強くマッサージされている
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ふくらはぎが張るので、強い力で押してもらっている
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刺激の強い筋膜リリースを受けている
思い当たる方は、多くいるのではないでしょうか?
正直に言います。
危険です!
何が危険か?
脳梗塞の再発や心筋梗塞のリスクがあります
しっかり血液データなどを考慮して、リスク管理をした上でのマッサージや指圧なら問題ないと思います。しかし、そこまで把握して施術している人は何人いるでしょう・・
今日はそんな怖いお話をしていきます
何でマッサージで脳梗塞の再発や心筋梗塞が起きるの?
マッサージにはいろいろ種類があって「筋膜リリース」「虚血性圧迫」などなどたくさんあります。
どれも効果的でとても良い手技です。
ただし!!脳梗塞後遺症の方には注意して行うべきです。
脳梗塞は、動脈硬化により血液がいわゆる「ドロドロ」の状態で起こります。それを流すために「ワーファリン」と言う血液をサラサラにする薬を飲まれている方は多いと思います。
脳梗塞後遺症の方にマッサージを行う際に、「このドロドロの状態が改善されているかどうか」これをしっかりチェックしなければいけませんね。ドロドロが改善していない状態でマッサージなどの強い刺激が入ってくると、血栓が飛んで脳や心臓・肺に飛んでしまう可能性があるのです。
また、逆に薬の効果が来ているからこそのリスクもあります。
ワーファリンやプラビックスなどを飲んでいる方は、「出血」しやすい状態です。
それを知らずに「強いマッサージ」を受けると皮下出血を起こして後が残ってしまうことがあります。
飲んでいる薬のチェックは必須ですね!
こう血栓薬一覧!参考までに 詳しくはこちらhttp://kanri.nkdesk.com/drags/kesen.php
一般名(主な商品名) | 休薬開始時期 | 作用持続時間 |
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アスピリン(バファリン、バイアスピリン) | 7日前(低危険手技時は3日前) | 7~10日 |
クロピドグレル硫酸塩(プラビックス) | 14日前 | 10~14日 |
プラスグレル硫酸塩(エフィエント) | 14日以上前 | - |
チクロピジン塩酸塩(パナルジン) | 10~14日前(低危険手技時は5日前) | 10~14日 |
シロスタゾール(プレタール) | 3日前 | 48時間 |
イコサペント酸エチル(エパデール) | 7日前 | 7~10日 |
ジピリダモール(ペルサンチン) | 1~2日前 | 不明 |
サルポグレラート塩酸塩(アンプラーグ) | 1日前 | 4~6時間 |
ベラプロストナトリウム(ドルナー、プロサイリン) | 1日前 | 6時間 |
リマプロストアルファデクス(オパルモン、プロレナール) | 1日前 | 3時間 |
ワルファリンカリウム(ワーファリン) | 3~5日前 | 48~72時間 |
ダビガトラン(プラザキサ) | 24時間(重大な手術は2日) | - |
リバーロキサバン(イグザレルト) | 24時間(重大な手術は2日) | 24時間 |
アピキサバン(エリキュース) | 2~4日前 | - |
エドキサバン(リクシアナ) | 24時間 | 24時間 |
また、もっと危ないのがワーファーリンが効いている状態ならまだいいです。でも、飲んでいてもPtINR値(血液サラサラチェック)がコントロールできていない人に対して、強いマッサージを行うと再び血栓が脳に飛んでしまう可能性があるんです。
つまりマッサージをマッサージが原因で「脳梗塞再発」が起こる可能性があるんです。
マッサージはちゃんとリスク管理をして行えばとてもい効果があります。でも、もしあなたのリハビリを担当している人が、薬の確認など問診なしでマッサージを始めるようなら要注意です。
まとめ
どんなマッサージであれちゃんとリスク管理をした環境であれば何も問題ないと思います。しかし。町のチェーンマッサージ店など医療知識の皆無の場所でのマッサージは絶対にやめてくださいね。
のぞみ整体院が大切にしているのことは、マッサージでほぐすのではなく「何でマッサージが必要な状態になったのか」これを追求することです。「何で腕の痙性が上がって硬くなったのか」「何で足首が硬くなったのか」など必ず現象には原因があります。
それを知りたい!原因から治したい!そんな方は続きをご覧ください
のぞみ整体院はこんな場所です・・
介護保険や医療保険下でのリハビリでは頻度や場所が限られてしまいます。
特に、脳梗塞後の方や脊髄損傷後遺症の方が退院後に継続してリハビリを行うところは、ほとんどありません。
「リハビリをして、もっと身体を良くしたい!!」しかし、できる場所がない。
こんな想いをしている方はたくさんいるのではないでしょうか?
私は病院勤務時代からこのような不安を抱えたまま退院していく人をたくさん見てきました。
このような脳梗塞・脊髄損傷後遺症でリハビリを必要とする人を救いたい!
そんな思いで【のぞみ整体院】を作りました。
今まであなたに受けてきたリハビリはどんなリハビリでしたか?
- とりあえずベッド上でストレッチをしてもらう
- リハビリ=マッサージだと思っている
- 脳梗塞によって麻痺した手足をきついトレーニングで鍛える
- 歩くことが一番のリハビリだ
- 脳梗塞によって麻痺してない側は関係ない
このようなリハビリを受けてきませんでしたか?
全否定はできませんが、果たして良くなりましたか?
このようなリハビリは
「今の身体の機能に何かプラスで付け加えよう」って考えです。
- 筋肉をつけよう
- 体力をつけよう
- 身体をやわらかくしよう
このように、いくら頑張ってプラスの要素を増やしていっても、それを使いこなせる身体の準備ができていなければ意味がありません。
プラスで付け加える前にしなければいけないことは
動くための身体のベースを整えること
これが重要になります。
身体のベースが整うことで・・ 今あなたが持っている最大限の能力を引き出すことが可能になります!!
「動く準備ができた状態」のことです。
- 身体を安定させるインナーマッスル
- 身体を動かすアウターマッスル
これらがしっかりと各々の仕事をすることが「身体の基礎が整っている」状態です。
準備ができていることにより、脳梗塞によって麻痺した手足が最小限の出力で動かすことが可能になるのです。
「訓練を頑張って何かをつけていく」
ではなく
「あなたの今の身体の機能を最大限引き出し、無理なく身体を動けるようにしていく」
これをコンセプトに【のぞみ整体院】では施術を行っています。
脳梗塞・脳出血後の継続したリハビリに興味がある方はこちら!