【脳梗塞後遺症の方必見】質のいい回復期リハビリテーション病院の選び方

2016/09/05

脳梗塞後の回復期リハビリテーション病院のオススメBest3

千葉県柏市の脳卒中（脳梗塞・脳出血）後遺症のリハビリに特化した整体【北柏のぞみ整体院】の氏原です。

脳卒中（脳梗塞・脳出血）になってしまい、急性期病院での治療・リハビリが終わると、今度は回復期リハビリテーション病院へ転院して本格的なリハビリが開始されます。

回復期リハビリテーションとは、簡単にまとめると・

最大の特徴は３６５日毎日リハビリが受けられること。土日祝日もリハビリがあり集中的にリハビリをすることで早期自宅復帰を目指します。
１日のリハビリ時間は最大で９単位。１単位が２０分なので３時間ものリハビリを最大で受けることができます。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士による個別の集中訓練を受けることができる。
医師、歯科衛生士、看護師、リハビリ職種、介護士、ソーシャルワーカーなど他職種の連携を密に行い、チーム医療として患者をフォローしていく。
自宅復帰・職場復帰を目指すため、身体機能だけでなく日常生活動作訓練・復職訓練なども行います。

このような特徴があります。

脳梗塞後の良い回復リハビリテーション病院で選ぶポイント

回復期リハビリテーション病院を選ぶポイントを紹介します。

回復期リハビリテーション入院料Ⅰの施設基準を満たしているか？

回復期リハビリテーション入院料とは、簡単に言うと「質の良いリハビリを提供して患者がしっかり良くなっていれば、入院料を高くしても良いですよ」って仕組みです。入院料には３段階あって、Ⅰが一番上のランクになります。

つまり、回復期リハビリテーション入院料１をとっているということは、それなりの条件を満たしている証拠ですのでここを見るのが一番手っ取り早いです。

回復期リハビリテーション入院料１をとることがリハビリテーション病院のステータスになっています。

入院料１をとるためにはかなり多くの条件が必要になります。

簡単にまとめると

リハビリテーション科を標榜しており、当該病棟に専任の医師１名以上、専従の理学療法士３名以上、作業療法士２名以上、言語聴覚士１名以上及び在宅復帰支援を担当する専任の社会福祉士等１名以上の常勤配置を行うこと。
当該病棟が回復期リハビリテーション病棟入院料１を算定する場合、重症の患者が新規入院患者のうち３割以上であること。
当該病棟に入院する全ての患者の状態を看護必要度評価票Ａ項目を用いて測定し、その結果、当該病棟へ入院する患者全体に占める基準を満たす患者の割合が１割以上であること。なお、その割合は、次のアに掲げる数をイに掲げる数で除して算出
するものであること
直近６か月間に当該病棟を退院した患者であって、入院時の判定で重症であったもののうち、３割以上の患者が退院時において入院時と比較して日常生活機能評価で４点以上改善していること。
当該保険医療機関において、休日を含めすべての日において、リハビリテーションを提供できる体制を備えていること。
当該病棟に配置されている専従の常勤理学療法士又は専従の常勤作業療法士のうち１名以上がいずれの日においても配置されていること。
当該病棟において看護又は看護補助を行う看護要員の配置が当該保険医療機関の休日においてもリハビリテーションを提供する支障とならないよう配慮すること。

なんか、難しいですね。超シンプルにまとめると

・リハビリスタッフが沢山いる

・重症な患者も見ているか

・入院して患者は良くなっているか

・毎日リハビリを沢山提供しているか

これが満たされていれば「回復期リハビリテーション入院料１」が取れるんです。

必ずリハビリテーション病院のホームページに載っていますのでチェックしてみてください！！