命にかかわる腰痛があるのを知っていますか?
2016/08/31
千葉県柏市の脳卒中(脳梗塞・脳出血)後遺症・難治性腰痛専門【のぞみ整体院】院長の氏原大貴です
腰痛をお持ちのあなたへ質問です。
「あなたの腰の痛みは、緊急性の高いものですか?」「この判断ができますか?」
判断する自信があるという方は、この記事を読む必要はありません!
もし、あなたが判断できないのであればこの記事を、医療機関に受診するかどうかの判断に役立ててください。
腰痛の種類によっては命にかかわるものもあるのですから・・その詳細は次項に!
あなたはどの腰痛か!?
腰痛は次の3種類かに分類されます。
①レッドフラッグ
②非特異的腰痛
③神経根症状
の3種類です。
②③は緊急性が低く、心理的な要因が多いものです。
この中で一番緊急性が高く危険な腰痛は①のレッドフラッグです。レッドフラッグは骨折や悪性腫瘍・転移性脊椎腫瘍・脊髄馬尾腫瘍・化膿性脊椎炎・解離性大動脈瘤など聞くだけでも恐ろしい病気の可能性があるのです。
このレッドフラッグは全腰痛患者に占める割合は1~5パーセントしかありませんが絶対に見逃すわけにはいきません!!
発見が遅れると生命に関わることがあるので要チェックです!
見逃さないようにする為に、チェックリストを紹介します
・絶え間ない痛みが徐々に強くなっている
・全体的に身体の調子が悪い
・体重が減少した
・胸が痛い
・腰の手術をしてことがある
・尻もちをついた
・熱がつづいている
・腰が固く前屈できない状態が3ヶ月つづいている
・尿便意が曖昧で失禁がある
このようなサインが1つでも当てはまったら、整体院や接骨院でなく、整形外科に行って精密検査(画像診断・血液検査)を受けてください。
レッドフラッグは腰痛全体の約1から5%しかありませんが、発見が遅れない様にしっかりチェックすることが大切です!
レッドフラッグにならない為には・・
レッドフラッグの中には予防しようがないものもありますが、予防できる要因もあります。
それは、どんなことでしょう?
それは②と③の状態で、身体をケアして改善しておくことが重要です。
先ほどのレッドフラッグの症状が当てはまらなければ、ほとんどの場合②か③に分類されます。
②か➂の状態をイエローフラッグといい、心理的要因や器質的な変なのない腰痛の為、この段階で腰痛をどうにかしておくことが大切です!!
未病って言葉知ってますか??
東洋医学の病理概念のなかに未病という言葉があります。病気と言うほどではないけれど、病気に向かいつつある状態のことです。例えば、手足の冷えや体の疲れ、胃腸の不調。それは病気のサインかも知れません。
未病は病気と言うほどではないけれど、健康でもない状態のこと。
健康診断や、検査などで異常がなくても、自覚症状がある場合は、未病の状態である可能性があります。
この状態で整形外科にかかっても医者は画像で何も出ないので何もできません。
「様子を見ましょう。」
様子見ていたら、レッドフラッグに。。
そしたら
「手術をしましょう!」
なんて、ことが多々あるのです。
未病のうちに自分の身体に興味を持って大切にしてもらえれば、レッドフラッグなることを予防できます。
現在働いてるリハビリ病院でも、腰部脊柱管狭窄など脊椎疾患の方はほとんど慢性の腰痛をもっていました。
それを、我慢してきて最終的に爆発してレッドフラッグに陥ってしまうんです。
「レッドフラッグになる前の予防する」これが私の使命です。
1人でも多くの腰痛患者を手術の前に改善させていきます!