高血圧が気になるあなたに「生活習慣病の湯」

   

こんにちは!

北柏のぞみ整体院、鍼灸師のかやもりです^^

 

お盆も明けましたが、まだまだ暑い日が続きますね;;

みなさまのお盆はどんな過ごし方をしてたでしょうか?

 

私は今年、白川郷に行く予定だったのですが、急遽予定を変更し草津温泉まで行ってまいりました!

湯畑ガールズの湯もみも見て〜

温泉卵に温泉まんじゅう、夜は地元の方が集ういい感じの居酒屋に行ってまいりました〜

 

 

温泉といえば硫黄と思うのは私だけでしょうか?

あの硫黄の匂いを嗅ぐと「ああ〜温泉だ〜〜」と感じます。とても好きな匂いです。

 

でも好きなものなのにあまり硫黄について知らないことに気づき、今回少し温泉、硫黄について学んだので参考になれば幸いです^^

 

温泉の基礎知識

日本はご存知の通り、世界屈指の“温泉大国”です。

源泉の数は全国で27,701カ所あり、今回私が行った草津温泉のような温泉地は3,084カ所もあります。

そんな温泉大国、日本で温泉地が一番多いのは北海道。

そして我らが千葉は10位で関東唯一の見事トップ10入りです!知ってましたか?

源泉の数が一番多いのはおんせん県である大分県。

温泉の種類は含まれている化学成分の種類とその含有量によって決められ、10種類に分けることができます。

それぞれ効能も異なり、今回紹介する硫黄泉の効能を一言で表すのであれば「生活習慣病の湯」動脈硬化、高血圧、高血糖などに効くんです。

 

そして学んでいくうちに知って驚いたのがヨーロッパでは温泉と言えば飲泉を意味すること。

その人の体調に合った量、時間、回数などを温泉医の処方にしたがって処方されるそうです。

最近は日本でも飲泉が行われるようになってきたそうで、硫黄泉には糖尿病、痛風、便秘などに効果があるそうです。しかし、日本ではまだ自分の判断で飲用することが多く、利用に関しては遅れているのが現状のようです。

 

温泉に共通する効果

さて、ではここで泉質を問わず温泉に共通する効果を紹介します。温泉に効果があるとされる理由は、温泉のさまざまな作用によって次のような効果が期待できるからです。

温熱作用による効果

温泉による温熱作用が血管を拡張し、筋肉や関節痛の痛みをやわらげます。

また、血圧を下げるなどの心臓や血管などに対する効果を発揮するといわれています。

リラックス効果

温泉に入ると浮力が働くので、身体が軽くなり筋肉の緊張がほぐれることによってリラックス効果が期待できます。

とくに37~40度の温かいお湯には、副交感神経を刺激し、リラックス効果が期待できます。一方、42度以上の熱めのお湯は、交感神経を刺激するため、入浴後にすっきりとした感覚をもたらします。

疲労回復効果

身体が温まると全身の血行を促進されて、新陳代謝が高まります。体内の老廃物の排出を促すので、疲労回復などにつながります。

ストレス解消効果

温泉地に行くという日常生活から離れることができますね。これによって、日々のストレスから解放されたり、精神的疲労を回復する効果が期待できます。

 

硫黄泉の効能

最後に硫黄泉ならではの効能をご紹介します。

「痰の湯」

硫黄泉は「痰の湯」と言われ、このガスは痰を出やすくするので慢性気管支拡張症等に、また、炭酸ガスと同様に末梢毛細血管を拡張させるため、動脈硬化症やしもやけ、頸肩腕症候群等にも良いです。
心臓の冠状動脈、脳動脈も拡張させるので心臓疾患にも応用され、「心臓の湯」とも呼ばれています。

また、 硫黄泉は、解毒作用があるため、金属中毒や薬物中毒にも利用され、慢性皮膚病、慢性関節疾患、慢性関節性リウマチ等にも良いとされます。

ただし、硫黄泉は、浴用・飲用とも、身体に強い変調作用を与えるため、病弱者・高齢者などはなるべく避けたほうがよいそうです。
また、皮膚や粘膜の弱い人は湯あたりや皮膚炎を起こしやすいので注意が必要です。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

日本人通院者率の1位は男女ともに「高血圧」です。

硫黄泉は「生活習慣病の湯」末梢毛細血管を拡張させるため、私たち日本人に一番必要な泉質かもしれません。

 

 

ライトアップされた湯畑も素敵でした!

良ければ草津温泉行ってみてくださいね〜^^

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