膝痛は筋トレで良くなるは間違い!?
2018/09/18
千葉県柏市の脳卒中(脳梗塞・脳出血)後遺症・難治性腰痛専門【のぞみ整体院】院長の氏原大貴です
膝が痛い・・・そうだ筋トレをして痛みをなんとかしよう!!
膝痛をお持ちの方なら膝の筋肉を鍛えれば痛みが良くなる。と思っている人が大半だと思います。
ジムで運動を頑張ってい方も、「最近運動不足で膝が痛くなっちゃた」なんて会話沢山聞きませんか?
実は、この筋トレが痛みを悪化させる可能性があると知ったらどうしますか?
膝痛と筋トレの真実とは
一般的に膝が痛い方は、大腿四頭筋と言われる太ももの前面の筋肉の筋力が落ちていると言われています。
そのため、整形外科や接骨院などで、太ももの筋肉を鍛えましょう!!って指導されて一生懸命頑張るあなた・・
果たして、痛みは良くなりましたか??
NO!!って人が多いんじゃないですかね。
私はこれに疑問は疑問があります。
「筋肉がないから痛くなったのか?」
「痛いから筋力が落ちたのか?」
あなたはどちらだと思いますか?
臨床経験上、圧倒的に後者のパターンが多いんです。
筋力が落ちて痛みが出るって人は、脊髄レベルで筋力が落ちてしまって膝関節に負担がかかり痛みを発している方は見たことありますが、それ以外のパターンはあまり見ません。
いったい膝痛の原因は何なんだ!?
答えから言います。
「太ももの筋肉の使いすぎ」
これが原因で痛みを発している人が大半を占めています。
驚かれている方は多いと思います。
膝関節は、関節自体が不安定な構造です。そのため、少しでも関節の適合のズレが生じると、膝の周りの筋肉が「関節がズレないように頑張るんだ!」と働き筋肉で安定を保ってしまうのです。
その頑張りが少しずつ蓄積していくことによって痛みとして現れてくるのです。
と、いうことは・・
頑張って関節を安定させようと頑張っている筋肉を、さらに筋トレをしてもっといじめてしまっているんです。
考えてだけで痛みが取れる気しないですね・・
膝の痛みを取り除くためには、どうすればいいのでしょう!!
ポイントは
「太もも」「ふくらはぎ」の筋肉が最小限の力で立つことができる
これを目指して調整していけば膝痛は自然と解消していきます。
次回は、自分でできる膝痛予防法をお話ししていきます。