ペットへの鍼灸治療〜ダックスフンドのヘルニア〜
2018/09/12
こんにちは!
こちら、我が家のミニチュアダックスフンドのモコさんです。いい写真ですねぇ〜
突然の親バカ発言失礼しました、北柏のぞみ整体院、鍼灸師のカヤモリです^^
こんなキラキラして可愛い(親バカ2回目)モコさんですが、実は軽い椎間板ヘルニアを患っております。
ヘルニアとは体内の臓器などが本来あるべき場所から「脱出・突出」した状態を意味します。
背骨と背骨の間にある椎間板というクッションから中心のゼリー状の髄核がはみ出てしまっている状態です。
代表としてダックスフンドが挙げられ、重症例では下半身麻痺に陥ってしまうこともある怖い病気です。
ただ、軽度の場合は日常生活でのコントロールや食生活での保存的療法が一般的です。
我が家のモコさんもヘルニア発症後はしばらく安静に過ごさせ、症状が落ち着いた今でも高いソファやベットに大ジャンプして乗ってしまうおてんばさんだったので犬用のスロープを買い、ジャンプさせないようにさせたりしています◎
そしてここでご紹介したいのでがワンちゃんのツボ!
動物にもツボは存在する!
昔から牛や豚などにツボ療法が行われることがあり、乳の出がよくなったり、リラックスして疲労回復が早くなるなど、さまざまな効果があると言われています。
犬や猫でもツボの位置はほぼ人と同じところにありますが、全く違うところにもあるのが面白いところ。
また、尻尾や爪の先など人にはない部分にもツボはいくつかあります。
こちらはネコちゃんのツボ。
実践!ワンちゃんにマッサージしてみよう!
私がモコさんにしているツボ押しをご紹介。
上の犬のツボの図を見ていただくと背骨のすぐ横にたくさん赤丸がついているのがわかると思います。
ここは人でいう膀胱系の一行線と言われる縦のラインで体の正中線から親指1本分外のラインにあります。
ワンちゃんの場合は小指1本分の外のラインで大丈夫だと思います◎
このラインを軽く押圧しながらなぞるようにマッサージしてあげてください^^
ヘルニアがある場合強い刺激は禁物。優しく押圧しながらワンちゃんやネコちゃんが気持ち良さそうにしているところを探ってみてください!
最後に
モコさんはグレード1の軽度なヘルニアだったため自宅での保存療法を獣医さんが判断しました。
- 階段の上り下りや、段差をあがらなくなった
- 抱きかかえるとキャンと鳴いて痛がる
- 散歩を嫌がる、部屋の隅にうずくまる
- 足が萎えて動かせなくなった、麻痺している
- 後ろ足を動かせず、前足でひきずるように歩く
- 排便や排尿ができなくなった、垂れ流している
上記のいずれかに当てはまった場合は自己判断せず、まずは獣医さんの診断を受けてくださいね!