女性ならではのツボ!〜PMS編〜

   

こんにちは!

北柏のぞみ整体院の鍼灸師のかやもりです^^

今日は以前お話ししたPMS(月経前症候群)について、もう少しお話させてください。

前回の記事はこちら

https://01.nozomi-seitaiin.com/pms-イライラ/

 

PMSって辛いですよね・・

月経のだいたい1週間前〜月経が始まるまでの間、

イライラしてしまってやつあたりをしたり、ひどい時は鬱状態になり一人でメソメソ泣いています。

専門学校に入るまでPMSの知識がなく、自分が人に当たってしまったり、ネガティブに考えてしまったり、性格が悪いダメな人間なんだって思ってました笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PMSを知って

解剖や生理、病理を学び、女性の身体のメカニズムやPMSをはじめ女性特有な病気を知るにつれ

「これはPMSのせいなんだ」

「大丈夫」

そう考えることだけで気持ちがだいぶ楽になりました。

だからこそ、今知らず知らずPMSで悩んでいる方がいたらまずはPMSを知ってほしいです。

一人で悩まないでください^^

 

さて、「PMSかもしれない。」

そう知って、次にどうすれば治るんだろうって思いますよね。

ですがPMSは1953年にイギリスで最初の医学論文が出て現在まで70年が経過していますが未だに原因ははっきりとは解明されていません。

しかし女性には排卵や月経に関わるホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)があり、そのホルモンバランスが乱れて引き起こしているのではないかと考えられています。

実際に治療にはプロゲステロンの投与が有効とされており、

ホルモン治療までせずとも女性ホルモンの合成や代謝をサポートする食材を取り入れるような栄養改善や定期的な運動が推奨されています。

 

学生時代にPMSについて実験研究をしました!

症状も人によって多岐にわたることからなかなか治療法が確立されない。

そこで、仲間と鍼灸治療でPMSが改善されないかと良くならないか、と実験研究をすることにしました。

実際にPMSに悩む女性に毎週鍼治療を行い3か月(正確には3回の月経周期)の間で変化があったかを論文にまとめました。

結果は優位な症状軽減がありました。

その時に使用したツボは二つ。血海と地機です。

この二つはPMSだけではなく一般的な月経痛にも効果があるツボなので、腰が重だるいな、お腹が痛い、という方にも試してもらいたいです。

血海

「けっかい」

膝のお皿の内側から指3本分上にあるツボです。

右手を右脚に、左手を左脚に、膝を包み込むようにのせ、それぞれの親指の腹をツボに置いて、ゆっくり3秒ずつ押します。これを10回ほど続けます。

地機

「ちき」

ひざの内側の下にある骨のくぼみと、内くるぶしを結んだ線の上から3分の1の場所にツボがあります。

すねをつかむようにして親指をツボにあて、足の中心に向かって、ゆっくり3秒ずつ押します。これを10回ほど続けます。

 

最後に

ツボは刺激するだけではなく、お灸のようにカイロなどで温めても効果が望めます。

特に女性の方は足が冷えている方が多いのでオススメです。

試してみてくださいね^^

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