【要注意】肩こりを揉まないでください
ほぐすと怪我をする「肩こり」があります
柏市の整体院「のぞみ整体院」院長の氏原大貴です。
前回の記事では、肩こりに対しての治療法に関して「トリガーポイント注射」や「マッサージ」関して書いていきました。
前回記事はこちら → 肩こりにトリガーポイント注射が効果的?
特に、トリガーポイント注射は筋肉を緩めるには効果絶大で保険も効くため今話題になっています。
しかし、理学療法士の目線から肩こりをトリーガーポインと注射によって一気に緩めることに関して、
効果が大きい分に、それが故のリスクもあるんです。
今日は肩こりをほぐすことのリスクに関してお話ししていきます!
肩こりで整体やマッサージ店にくと・・
肩こりで、整体やマッサージ店に行くと、
セラピスト「どこがこってますか〜〜??」
あなた「首の後ろがコリコリです・・」
セラピシト「わかりました!!」
モミモミ・・・・モミモミ・・・ボキッ・・モミモミ・・
セラピスト「はいッ終わりです〜〜」
こんな流れで施術を受けたことがある方。ほとんどのお店がこんな感じの流れだと思います
受けいている時ま気持ちよくていいかも知れませんが、正直危険です。
それはなぜか??
ほぐしてはいけないタイプの肩こりがある!?
まずはこのイラストを見てください
このイラストの人のような状態の方は結構います。
このようにスイカが頭の上に乗っていてそれを倒れないようにして筋肉を働かせれ頭を支えている。
このタイプの肩こりの方に、首の後ろの筋肉をほぐしたら、どうなるかわかりますか?
スイカが落下します
人の頭ならどうなりますか?
首は取れませんが、筋肉の支えがなくなった首は、靱帯に頼るしかなくなります。しかし靱帯だけではパワーは足りません。
結果、首の後ろの靱帯損傷(寝違い状態)になってしまう危険があるのです。
姿勢が崩れて頭を支える為に、筋肉を使って結果的に肩こりを引き起こしているタイプは、むやみにコリをほぐすのは要注意ですよ!!
どんな肩こりはほぐしていいの??
トリガーポイント注射やマッサージは、「筋肉がバランスをとる為に力を使って起こしている肩こり」または「腕の使いすぎによる肩こり」の場合は問題ありません。
例えば、
・デスクワークがいつもり多くて肩が凝ってしまった
・足のバランスが不安定な為、腕でバランスを無意識にとって肩こりが起こる
・子供の抱っこのしすぎで肩こりが起きてしまった
このような場合は肩もみはいいかもしれませんね
あなたの肩こりの根源は・・・
トリガーポイント注射や肩もみマッサージは、あくまでも肩こりをほぐすもの。
肩こりがなんで起きたかを解決しなければ、肩こりを根本から治していくことは難しいです。
のぞみ整体院では、この肩こりが「なぜ」起きたかにフォーカスして施術を進めていきます。
次回からは、肩こりが起こる根本原因に対して書いていきますね!